2020年6月。
コロナウイルスの関係で延びに延びていた
末っ子ミッチの幼稚園生活がついにスタートして、私自身も少しづつ【じぶんの時間】をもち始めた。
美術館や展覧会に行ったり、子供とは観られないテーマの映画を観たり。
子供がいないランチって、どんな感じだったっけ、とか。
見よう見まねでSUPをして、インドネシア語を学び直して。
手当たり次第のようにも思えるけれど、それはなんとなく海外生活を終えて
日本に帰ってきたときの感覚に似ていて。
思い浮かんだものを続ける決意があるかとか、やりたい理由とかも関係なく
あまり深く追求しないままとにかく試してみる。
そのできごとや体験に戸惑ったり喜んだり怒りを感じる自分を、純粋に味わう。
そんな時間を、ずいぶん長い間もっていなかったような気がして。