「東京オリンピック2020の聖火リレーのサポートランナーを市内の小学生から募集」というプリントを小学生の兄弟が持ち帰ってきた時も、
「各小学校で1名のみ」って書いてあるのを見て、もしかしたらチロが当たるかも知れないなってどこかで思った。1年から6年まで、大体4クラスの希望者から、たったひとり。
そして兄弟2名分を申し込んで数週間後。市役所のウィズスポーツ課の担当の方から電話で連絡をいただき、「おめでとうございます、1年生のチロさんに決まりました」となった。公平性を保つため、教育委員会の方が名前を見ずにランダムに紙を引いたそう。
数日後、上下新品のユニフォームも届いて、前日には友人が応援に来てくれたりして、ワクワクと当日を迎えた。