19:50 病院について程なくしてアニの意識は戻ったけれど、気を失った時のことも救急車に乗っていたことも覚えていないようだった。血液検査をしてCTを撮って、点滴を打ってもらった。結局それらしい原因は見つからなくて、22時半頃自宅に戻ってきた。靴を履いていなかったアニは、210円で使い捨てのスリッパを買った。
原因はなんだったのか、医療のプロがわからなかったことを考えても仕方ないのかもしれないけれど、この週末の間父さんと何度も反芻した。
早起きしすぎた?疲れが溜まっていた?
食事の塩分が多かった?テレビのフラッシュ効果?
ストレス?遺伝?なに?なに。
今回の件でわたしは、《痙攣》という漢字を書けるようになった。念のためしばらく検査のための通院は続くのだけれど、あの日以来わたしはワインが飲めなくなってしまった。父さんが一晩に何度も寝ているアニの呼吸を確認しているのも知っている。テレビは怖いから、リビングでラジオを流すようになった。
こうなってしまうと親は臆病でとても無力。だめだとわかっていても思いつく症状を検索して不安になってしまう。でも彼自身は、今はすっかりケロっとしていて《安静》になんて全然していられない人だから、今日も虫捕りをして自転車に乗って、チロとミッチと大騒ぎしていたので、皆さまどうぞご心配なく。
(自分たちへの備忘録として記します。)
私も子供の頃、時々こういう症状になりました。
その時は原因がわからなくって、大人になってから実はアレルギーだったとわかりました。
親は慌てふためき、あの時は生きた心地がしなかったと、聞かされました。
一度、詳しいアレルギーの検査をしてみてもいいかもしれません。
食べ合わせによって、急に反応が起きることもあります。
アニさんが無事で何よりですが、しばらくは心配ですよね(;_;)
ともこさんありがとうございます。今はMRIや脳波の検査をしているのですが、食べ合わせということもあるんですね。それは思いつきませんでした。とにかく原因がわからないと、ロシアンルーレットのようでこわいのです。