1月も半分過ぎ、子供達は日常に戻っていった。小さければ小さいほどその進化はめまぐるしくて、年末に《マスタードをおっぱいに塗って酸っぱくする作戦》で卒乳したミッチは、まだ1日に何度か「ぱいぱい しゅっぱいのよね。まだしゅっぱい?」と確認しに来るけれど、一緒にお風呂に入っても、もうおっぱいをほしがらなくなった。
年少チロは冬休みの最後の日に突然、自転車の補助輪を外してほしいと言い出し、2、3回転んだだけで乗れるようになった。それ以降は自宅の駐車場で、よそ見をしながらスピードを出してグルグルしている。
アニは上前歯が2本、下前歯が1本抜けて、スッカスカ。縄跳びの後ろなんとか跳びに苦戦している。


私はというと、今年も第2水曜日の午前中はバイリンガルマムズin沼津の仲間とミーティングを継続。新年1回目は、月末にあるイベントの打ち合わせをかねて話し合い。当日来てくれる予定の30組の親子に楽しんでもらえるように絶賛準備中。



予約はすでにいっぱいになってしまったけれど、これが去年の7月から続く一連のイベントのラストになる。英語だけでなく、イタリア語や韓国語などいろんな言葉に触れられる時間になる予定。おたのしみに!

話は変わって。
年明けに行ったみなとみらいのコスモワールドでチロ(4)に、何に乗りたい?と聞いたら、彼がおもむろに「チーちゃんは夜の観覧車に乗りたいんだよ」と言った。
よるのかんらんしゃ。
昼間は何度か一緒に乗ったけれど、確かに夜は一度も乗ったことがなかった。
いつも泊まるホテルの部屋から見える夜の観覧車に、彼が乗ってみたいと思っていたんだということが新鮮だった。そんな気持ちになっていることに全然気づかなかった。そして、私自身が、夜の観覧車に乗ってみたいと思いつかなかったことにも驚いて、がっかりした。
自分で言うのもなんだけど、私の長所は《いろんなことに興味をもてること》だと思っている。それなのに、夜観覧車に乗ったら、街はどうみえるのかなとか、子供たちはどう感じるのかなとか、全然思いつかなかった。子連れの待ち時間は気が重いし、寒い季節に夜出かけたりしたら風邪をひきそうとか、そんなつまらないことに気持ちが囚われてしまって、楽しい余白が消えていた。
’大体想像がつく’ は、何にも知らないのと同じだ。
夜の観覧車はカップルのデートの終着地で、並んでいる間も彼らにとっては楽しい時間のようだった。7歳4歳1歳も案外いい子に並んでいられたし、アニ(7)は観覧車の中の音声ガイダンスを聞くのが好きだった。ミッチ(1)は高さに対する怖さがまだなくて、左右何度も座り直していた。そのどれも、実際に乗らなければわからなかった。うん。乗ってよかった。

というわけで。2019年の私は、子供たちにヒントをもらいながら私自身も育つ、ということを目標にする。あとはわかったつもりにならずに気になったことはこの目で確かめること。
手始めに20年来気になっていることを確認することにする。結果はまたの機会に。


最新号のtasuki、各所に配布が始まっています。《季刊ボナペティ》も復活!ありがとうございます。



最後に。Tさん、子供用の包丁ありがとうございます!ありがたく使わせていただきます。