我が家のまんなかっ子チロ助が4歳になった。
夜泣き、離乳食の偏食、慢性的な肌荒れと、乳児期に一番手がかかった人。今でも3人の中で一番甘えん坊で、お調子者で、泣き虫。幼稚園に持っていくお弁当箱は曲げわっぱがいいと言って聞かない。1日の始まりと終わりには冷たい牛乳を飲みたい。バカ殿様が大すき。今月から入門した空手の練習では、たびたび師範に抱っこされているみそっかす。


毎日必ず私のおなかのたぷたぷを触りながら「大好きだからさわるのよー」っていう。クルマ好きも3年目のキャリア。ご近所のおばちゃんたちにかわいがってもらっていて、70代のコミュニティにひとり紛れて、しれっとお菓子を食べたり話しをしたりしている。


3人兄妹の真ん中に生まれたのはもちろん彼の意思ではないけれど、《3人兄弟の真ん中はユニーク》説を地で行く彼。「え?なんで?」と私の理解を超えた行動に出ることが一番多いのも彼。
子供は親のものさしを超える ということ。
例えば彼の大好きなトミカ。トミカの中でもチロは、はたらくクルマが好きなのだけれど、ごはんの前とかに片付けよっかー、といってもずーっとすんなり動いてくれなかった。絵本の片付けとかは割とテキパキとできるから、どうしてトミカだけ片付けたくないのかなと不思議に思いながら観察していたら、なんとなくわかったことがあった。
彼の遊び方は、工事現場を段ボール箱や毛糸を細かく切ったものとか、シルバニアファミリーの家で再現して、それをトミカのショベルカーとワニラーで解体して、ダンプカーで運ぶというもの。ショベルカーは重機運搬車で現場を離れる。ログローダーでは、割り箸を小さく切ったものを丸太に見立ててで運んだりする。
つまり彼にとってトミカは《おもちゃ》ではなく、むしろ《仕事道具》。だから片付け用のバケツにトミカをゴソッとなんて入れたくなかった様子。
試しに作業を終えたクルマを’パーキング’しておく場所(専用引き出し)を用意したら、丁寧にジャンル別(工事現場用車両、救急車両、解体用車両など)にわけて収納をした。

そういうことだ。気持ちを理解してもらえれば納得して進んでいける。なんとなくで処理できない気難しいところは、私に似ているかもしれない。これからも歩調を合わせて彼を理解をしながら、そばにいたい。おめでトゥー!
さてさて先週末。所用もあって家族で町田に行ってきた。よみうりランドで遊んで近場で1泊。翌日にはコストコに寄った。よみうりランドで乗ったゴンドラスカイシャトルがかなり印象的で、山に沿ってゆらゆらと下っていく足元が丸見えで、なかなかスリリング。ここから落ちたらまずい、そんな怖さがわかる分おとなの方が興奮していた。



こちらはコストコで買ったもの。モコモコの肌触りがいいブランケットも2枚。


自宅に戻って、チロとアニがよみうりランドで作ったハロウィンライトを飾った。

季節はすっかり、秋。