
車移動がメジャーな沼津。よいしょっと心を決めないとなかなか電車に乗る機会がない。地元満喫の夏休みを過ごしている兄弟と夏の始めに決めたto do listの中に、【電車でどこかに行く!】というのがあったので、先日思い立ってやってみることに。ミッチが歩くようになってから、わたしもリュックがとても快適で、この日も妹にもらったマリメッコのリュックを選んだ。人数分の水筒と少しの荷物をもって自宅を出発した。
バスで沼津駅まで行って、切符売り場の前で電車で向かいたい方向をアニに聞いた。「おまちの静岡方面か、海と山の熱海方面どっちがいい?」「うーん。静岡のほう」と言うことで静岡方面の電車に乗ることにした。ちなみに運賃は、わたしの大人料金×1、小学生のアニ半額料金×1。チロ3歳とミッチ1歳は無料。降車駅が決まっていないので最安値の140円の切符を2枚買った。

しばらくは景色を見たりして調子よく乗っていたけれど、程なくしてミッチがグズグズし始めたので、仕方なく吉原で途中下車した。
ミッチが寝たのを見計らって次に来た電車に乗った。30分くらいゆらゆら揺られてチロも寝てしまったところで清水駅に到着。あんまり遠くまで行ってしまうと帰りの電車が怖いので、ここで降りることにした。
駅のポスターとかから、「エスパルスドリームプラザ」や「ま・あ・る」というのが近くにあるらしいことが分かった。その中から兄弟のリクエストで、シャトルバスで「エスパルスドリームプラザ」へ。
夏休み限定のiZOOブースでヌメヌメ系のお友達(爬虫類)をさわったり、ちびまるこちゃんランドでスタンプラリーに参加したり、お寿司を食べたり。なかなか楽しい時間だった。


ミッチは、爬虫類を触るまではいかなかったけれど、アクリル板越しにじーっと眺めて、まるちゃんランドでは行ったり来たりしながら楽しそうにしていた。




本当はね、アミューズメントパークみたいところに行かなくてもよかったんだけれど、子供達には「自分たちで決めた行き先」を楽しんでほしかったから。あとは、思い立って行き先を決めずにどこかに行くワクワク感も。
車は便利。なんでも積めるし、すぐに出発ができる。でも時々は、電車も楽しい。少しの不便さを覚えておいて、次回荷造りするときに活かせたらいいね。電車で移動すると、兄弟の中に不思議な責任感が出るのか、いつもより気遣いとがまんしているのが見て取れた。母さんの気が回りきっていない分、アニがミッチの絵本を持ってきてくれていたり、チロが小さいクッキーを持ってきてくれていて、とっても助かった。
遊びつくしたあとは車で寝る!が定着しているわが子たち。帰りの電車ではこんなスタイルで寝てしまった。(お行儀が悪くて失礼。ちょうどガラッガラに空いていました、念のため。)チロ(3歳)くらいならギリギリだっこできるけど、アニ(6歳)はもう無理だな、と諦めて、沼津駅でふたりには起きてもらった。

《さくらももこさんご逝去》
今思えばこの時が、悲しい気持ちを伴わずにただただ楽しめる最後のタイミングだった。子供たちが連れて行ってくれたんだなあ。
自分の子供時代と母になってから、何度も楽しませていただきました。
地元のきらぼし。
自慢の静岡っこ。
さくらえび、さくら日和、たいのおかしらも大好きです。本当は優しくなかったおじいちゃんが亡くなったときのエピソード、何度読んでも声を出して笑ってしまう。
ありがとうございました。さみしいです。
#さくらももこ
#sakuramomoko
#ちびまる子ちゃん
#ちびまるこちゃん
